耐震偽装がないという前提があれば、ラーメン構造の鉄筋コンクリートの建物の強度は格段に木造建築よりも高いのです。
実際のところ、平成19年4月15日に発生した三重県亀山を震源とする「亀山地震」は震度5を記録しましたが、地震保険の被害対象となり保険金を受けた三重県内のマンションはほぼ皆無です。
なぜ?それは建物が傾いたりするような大きな被害がなかったから。逆に言えば、震度4~5では鉄筋コンクリート造のマンションはびくともしないのです。
倒壊を考える前にぜひとも地震対策として考慮せねばならないのが、何と言っても部屋内部の家具の倒れ防止。次回は具体的な方法を考えていきましょう。
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